---迷子の大人たち---
年をとった大人が、恋をして、繰り返し、情熱的に愛を訴え、贈り物をし、結ばれる。
まさに都会ならではの熟年の、けれど優しさあふれる恋物語だ。
パール(シャーリi・マクレーン)の夫ジャックのお葬式の日に、亡夫の知人だというイタリア人のジョー(マルチェロ・マストロヤンニ)が突然現れる。
そしてパールにお茶を飲む約束を取りつけた。
彼は同じニューヨーク内に住んでいる。
約束の日、ジョーは蘭の花の贈り物を携えて彼女を訪ね、兄の経営するバーへ誘う。
ジョーは、ジャックが悩み、家を捨てようとしていたときに、妻とダンスをして思い直すようにさとしたと言う。
その夜、ジャックは妻とダンスを踊った。
それを窓の下で見ていたジョーは、以来23年間、パールに恋心を抱いていたとも告白する。
パールは動揺して贈り物の蘭もそのままに帰ってしまいます。
けれども、それからジョーの熱烈なラブコールが始まるのです。
次にジョーが贈ったのは、自作の歌だ。
パールの家を訪ねて、ピアノで歌い出してしまいます。
「この思いをどう伝えればいいのか、もしも僕が詩人なら、思いのたけを、伝えられるのに・・・」ジョーは、いかにもイタリア人らしく、いつも詩を口ずさみ、なにかというと偉人の言葉を引用して、彼女の目を向けようとする。
歌がだめだと分かると、兄のバーに家族を誘い、手料理でもてなす。
これも、しっくりいかない。
すると、今度は兄と仲間に頼んで、エアコンを贈った。
メッセージは"23年間分の誕生日プレゼント"だ。
やがてひたむきなジョーの愛は実を結び、結婚することになります。
結婚式の日のとっておきのプレゼントとしてジョーが紹介したのは、母娘の確執から心が離れパールの元を去っていた娘のビビ(キャシー・ベイツ)だ。
ジョーはこっそり娘を招待しておいたのです。
さーて、この映画。プロジェクター レンタルしてもう一度見ようと思います。